本部を選ぶ前に、FC加盟店を訪問する理由について紹介します。また、FC加盟店オーナーに会う方法や聞くべき内容についてもまとめました。
加盟のビジョンで本部を選ぶ
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フランチャイズ本部についての十分な情報が得られず、FC本部を選ぶことが難しい場合、直接訪問するという方法が取られます。店舗オーナーから貴重な情報を得られる点は大きなメリットといえるでしょう。
ただし、現在営業中のフランチャイズ加盟店の方々に話を聞く際、本部に紹介を依頼する方法がありますが、このとき紹介を躊躇する本部には注意が必要です。
また、本部の中には加盟店の紹介を求めると、「加盟がまだないので紹介できない」ということもあります。そのようなケースでは、一般的にFCビジネスの実績があるかどうか疑わしいので、直営店の実績などをよく調べて慎重に判断するべきです。
また加盟店を訪問する際、本部を通さずに営業中の店舗に連絡をとりたい場合もあるでしょう。その場合、NTTの職業別電話帳「タウンページ」やNTT番号案内サービス「104番」を活用すると便利です。このような方法で何店舗か加盟店に連絡し、実際に現地に出向いて情報を収集することが重要です。併せて、店舗の立地や営業状況も観察しましょう。
ほかのFC加盟店オーナーと知り合う方法として、オーナーが集う勉強会のような場所に参加する方法や、本部に紹介してもらう方法があります。ただし、本部に紹介してもらうオーナーは、基本的に本部と仲が良くてお店も上手くいっている場合が多いので注意が必要です。とは言え、中立的な視点から話をしてくれる方も多いので、会って損はないでしょう。
また、フランチャイズフェアに行って資料を見ているお客さんに声をかけて知り合うという手もあります。そういう人は、すでに何店舗か出店しているオーナーであることも少なくありません。仮にまだ出店していなかった人だとしても、FCオーナー仲間になる可能性があるため情報交換しておくと良いでしょう。
まずはシンプルに、一番大切な収益率について聞きましょう。初対面の人には聞きづらい話ではありますが、あくまで同じFCに加盟するか迷っているという立場を明かしたうえで質問するのであれば、真摯に答えてくれている人が多いはずです。
できれば「はじめて何年くらいか」「黒字の時期はいつくらいからか」など具体的な話も聞けると良いでしょう。
FCというものは、最初起業のつもりであっても成功すれば投資型になっていきます。自店舗が上手くいっているなら、店を増やせば純粋に利益が上がるという計算が成り立つからです。FCオーナーはビジネスモデルを大きく変えることはできないため、基本的に店舗数=収益の大きさとなります。
増店する気があるということは、このルートに乗っているということです。逆に収益が出ているのに増店しない場合、何が問題で増やさないのか聞いてみましょう。
同じFCに加盟しているオーナー同士、ある程度コミュニティができているケースがあります。また本部と仲が良いオーナーならば、ある程度内部情報を持っているかもしれません。
そのようなオーナーには、そのFCグループの中で黒字オーナーが全体の何割くらいいるのか質問してみましょう。正確なデータは分からないかもしれませんが、「自分の知り合いはみんな上手くいっている」とか「苦戦しているところが多い」などの話を聞ける場合もあります。
本部の対応について聞いておくことは大切です。例えば、加盟前と加盟後で印象が変わったかどうかや、本部の営業マンの言っていることに不信感を持たなかったかなど。
本部の印象を知っておくと、営業マンから聞いた情報を分析に活かしやすくなります。違和感が多い場合、加盟についてもう一度考えた方が良いかもしれません。
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