フランチャイズに加盟すると、フランチャイズ本部のブランド力を活用できます。ブランドの持つ知名度や信頼度を持った状態でビジネスをスタートできるので、車買取事業がはじめての方が安心できる要素のひとつになるでしょう。
脱サラして独立した方を対象にした調査によると、独立してフランチャイズ加盟した方の41.5%が「ブランドや信頼性を得たい」という理由からFC加盟したという回答がありました。このことから、フランチャイズ加盟は既にあるブランドの看板を利用できるメリットがあると認識されていると分かります。
ブランド力とは、そのブランドが持つ認知度や信頼性です。顧客は買い物をする際、必ず信頼できるお店かどうかをチェックします。車などの高価な買い物をするとなると、特に会社やブランドの信頼性が重視されるでしょう。
すでにブランド力のあるフランチャイズで出店すると、顧客に名前やサービスに関する情報が知られておりある程度の信頼感が生まれていることから「このお店は信頼できそうだ」と評価してくれます。ビジネスを行ううえで、ブランド力はその店舗の強みになる要素なのです。
フランチャイズに加盟すると、そのFC本部が築き上げてきた「ブランド」を活用できます。知名度の高いブランドほど、名前だけで売り上げにつながるといっても過言ではありません。商標登録をしているフランチャイズ本部の場合、法的にも権威があるブランドと見られるでしょう。
フランチャイズに加盟せず自力で商標登録を行おうとすると、申請から登録までに長い期間を要します。しかも、申請すれば必ずしも可決するわけではなく、1つのプロジェクトとして時間と手間をかけて進めなくてはなりません。
一方、フランチャイズに加盟すれば、加盟するだけで商標登録の利用が可能です。申請から登録までの期間や手間、コストを省きつつ信頼度も得られます。
フランチャイズに加盟すると、フランチャイズ本部の広告戦略による恩恵を受けられます。自分が出店しているエリアでテレビCMが放映されれば、集客につながる反響を直に受けられるでしょう。
特に全国ネットのテレビCMとなると、放映費だけでも莫大な費用がかかります。15秒あたり15万円~100万円と高額です。さらに、人気タレントや芸能人、アスリートなどを起用するとなるとさらに費用がかかるため、開業したての自営業者が自力で行うのはほぼ不可能でしょう。フランチャイズに加盟すれば、自分で直接コストをかけなくても本部が大々的に広告を行ってくれます。
最近では、ネット広告も並行して行われることが主流です。テレビと同様にインターネット広告も本部の戦略によって進められるため、手間やコストをかけずにネットユーザー層に広告がリーチしやすくなります。
独立開業を目指したくても、自己資金がなければどこからか調達しなくてはなりません。売上の目途が立つまでの資金繰りや設備投資が必要になった際に資金調達が必要な場面もあるでしょう。
個人事業主が融資を受けるには、資金繰り表や決算書、事業計画書などによって「売上を出して返済できる可能性が高い」ことを示し、金融機関を説得する必要があります。
書類作成や金融機関の説得には手間やエネルギーを要しますし、時間もかかります。やっとの思いで審査に通ったとしても、申請したとおりの額が可決されるとは限りません。
このようにハードルの高い融資申請ですが、認知度や信用度が高いフランチャイズ加盟によるビジネスであれば、融資が可決しやすい傾向にあります。
フランチャイズ本部の中には融資申請の書類作成を代行してくれるところもあるため、専門知識や経験がなくても融資書類一式を揃えられます。融資の通りやすい書類作成のノウハウが活かされる点も融資を受けやすくなる理由のひとつです。
フランチャイズ加盟で既存のブランド力を活用できるのは魅力的ですが、メリットばかりではありません。フランチャイズでは本部によってブランドイメージが保守されているため、取り扱える商品やサービスに限りがあります。
禁止されている項目も多いため、自由度の高い経営はできないでしょう。店舗経営において独自性を出したい場合には向いていません。自分好みのこだわりの店をつくりたい、ゼロからブランドを創り上げたいなど、独自の路線を進めない点は留意しておいてください。
法人・個人それぞれの事業方針別に、おすすめの車買取フランチャイズブランドをご紹介します。
本部からのサポートが手厚いフランチャイズブランドだけを選定しているので、ぜひ、あなたのフランチャイズ加盟におけるビジョンに合っているブランドで、事業成功を掴んでください。
「契約後の減額一切なし」「契約当日中の前払い」という独自の“安心宣言”を掲げ、徹底して顧客を守る姿勢を貫いています。この安心宣言を通じてブランド価値を維持しながら、新たな顧客層へスムーズにアプローチできる点が魅力です。
また、アポ取りから査定、売買、業績分析までを一元管理できる専用システムにより、多店舗展開をする際の教育コストを抑制。店舗間の業務品質を均一化しつつ効率的な運営が可能になるため、収益性・利益率を見込みながら事業拡大が目指せます。
買取資金の建て替えシステムがあるため、多額な運転資金を用意しなくていい点が魅力なポイントのひとつ。大規模な展開ではなく、1店舗目が軌道に乗ったから、2店舗目を展開したいというような小規模企業に向いています。
また、人材育成のサポートが充実しているため、新規店舗の人材育成に時間をかけず、買取本業に集中したまま店舗拡大が可能。買取専業のため、必要な知識やスキルが限定的なことも含め、3か月で一人前の営業マンを育てることができます。
スマホ1台で開業できる手軽さが魅力のひとつ。店舗を持たない無店舗スタイルのため、初期費用のなかで大きな割合を占める物件取得費や敷金、内装工事費などの費用が必要ありません。
また、ロイヤリティは5.5万円(税込)で固定。FC本部のサポートで広告費をおさえられることに加え、買い取った車は週1のオークションに出品するためで在庫リスクがなく、キャッシュフローが早いなど費用・リスクをともに抑えながら、事業を立ち上げることができます。
【選定条件】
2024/02/13「車買取 フランチャイズ」Google検索全ページ(174位)を検索してヒットした19社のうち、「開業前の研修」と「運営サポート」の内容が確認できるのは8社でした。
そのうち、FC加盟時のビジョンとニーズに合わせて3社ピックアップしています。
・新規事業の柱…唯一、契約後の減額がないことはじめとした買取時のルールを設けており、既存事業で獲得した顧客や信頼を逃さず新規事業を展開したい企業のニーズにマッチすると判断し「カーセブン」を選定。
・既存事業の拡大…唯一、買取資金を支援をしており、多額の運転資金不要なことが既存事業を伸ばしたい中小規模企業のニーズにマッチすると判断し「ユーポス」を選定。
・独立で成功…最もロイヤリティが5.5万円(税込)と安く、負担が少なく手軽に始められることが個人独立者のニーズにマッチすると判断し「スマイルカーズ」を選定。